健康づくりは規則正しい生活リズムや生活習慣を身に
つけることが大切です。
子どもの年齢に応じた好ましい習慣を身につけましょう。
1 早寝、早起き
決まった時間に、気持ちよく寝ることが出来るように環境を整えましょう。
大人の都合で夜更かし等しないように、早寝、早起きの習慣をつけましょう。
昼寝は乳幼児にとっては心身の疲れを癒す為に欠かすことの出来ないものです。
長時間の集団保育でもあり、毎日昼寝をします。
2 望ましい食生活
バランスのとれた食事をとりましょう。朝食は一日の活動源です。朝食は必ず摂って
から登園しましょう。食生活のリズムが大切です。朝食、夕食は、毎日決まった時間に
食べましょう。食事は出来るだけ家族そろって食べるようにし、食卓を子どもとふれあう
場にしましょう。また、食事マナーを少しずつ身につけていきましょう。
3 清潔
遊びから帰ったら、進んでうがい、手洗いをする習慣をつけましょう。
朝晩は、必ず歯磨きをしましょう。衛生や安全の面から、手足の爪は短く切っておきま
しょう。耳垢は、難聴や中耳炎の原因になりますので注意しましょう。
4 薄着
寒くなるとつい厚着をさせてしまいがちです。皮膚を鍛えることが丈夫な子どもに育
つ大切な条件です。薄着で過ごすことによって、気温の変化を感じる力が育ち、風邪を
引かなくなってきます。肌につける衣類は生活しやすく、汗を十分に吸う実用的なもの、
綿のものを着せましょう。
5 目を大切に
子どもの目が、大人の目と根本的に違う点は、目のいろいろな機能が発達していく過
程にあることです。この過程は、だいたい6歳頃までに完成されるといわれています。
この大切な時期に、テレビの見方、本を読むときの姿勢など気をつけましょう。
・正しい姿勢 ねころんだり、ひじをついたりして見ないようにしましょう。
・正しい距離 テレビを見るときは、画面からできるだけ離れてみましょう。
・望ましい時間 30分から1時間ぐらい見たら目を休めましょう。
6 歯の衛生
乳歯を虫歯にすると大変です。赤ちゃん時代は、
お母さんが食後に白湯を飲ませ、口の中をきれいにして
あげましょう。2歳頃から虫歯ができ始め、3歳頃から
その数もふえてきます。食後と寝る前に歯磨きの習慣を
つけましょう。又、子どもの歯磨きだけでは不十分です。
手を添えたり点検しましょう。
チェックポイント
(0〜1歳) :口の中の鋭敏な感覚を磨いていますか?
(離乳食は栄養を摂るだけではありません)
:上唇は、鍛えられていますか?
:歯が生え始めましたか?
(1〜3歳) :虫歯はできていませんか?(出来ていたら大変!!)
:ダラダラ食べをしていませんか?
:よく噛んでいますか?
:好き嫌いはありませんか?
:仕上げ磨きはしていますか?
(3〜6歳) :歯磨きの習慣はついていますか?
:急に虫歯が増えてしまった・・と言うことはありませんか?
:指しゃぶり、ハンカチしゃぶりなどの癖が残っていませんか?
:噛み方で気になることはありませんか?
:言葉をきれいに発音していますか?
7 登園前の健康チェック
お子さんが今日も一日集団の中で楽しく生活できるかどうか、お母さんの目で健康状
態を確かめてから登園させましょう。
・朝機嫌よく目覚めましたか?
・顔色や顔つきは普段と変わりませんか?
・朝食はおいしく食べましたか?
・排便はどうでしたか?
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