社会福祉法人 三光事業団 ひかり保育園 (兵庫県西宮市)
社会福祉法人 三光事業団 ひかり保育園 (兵庫県西宮市)
園の食事
食事発達の目安表
食育計画0歳児
食育計画そらぐみ

 

 

 

 
 
園の食事
 子どもにとって食事は、身体の発育だけではなく、情緒面の発達にも影響を与えるといわれています。その上、乳幼児期は発育盛りで日々の生活も激しく、多くの栄養を必要とする時期です。そこで保育園の食事では、質、量、栄養を十分に考え、変化にとんだ献立を実施するとともに、マナー、習慣や楽しく食事ができる雰囲気作りに配慮をしています。

1 子どもを対象に作成した献立に基づき、その子どもの発達に応じた離乳食、乳児食、
  幼児食を行います。

 0歳児     :離乳食(月齢、発達に応じて進めていきます。)
            :育児用ミルク
            :2回食又はおやつ

 1〜2歳児  :主食、副食
            :牛乳 午前に1回とおやつの時
            :おやつ

 3歳児以上 :主食、副食
            :牛乳 おやつの時
            :おやつ


2 3歳以上児は基本的に主食は家から持参していただくことになっていますが、円で
  用意いたしますので、主食費を毎月徴収いたします。

3 おや つは添加物の少ない菓子、手作りのおやつを多く取り入れる努力をしていきます。

4 毎月献立表を配布いたしますので、必ず目を通して家庭の食事と重複しないように、
  食事のバランスに配慮してください。

5 食器は園備え付けのものを使用いたします。3歳以上児のお子さんはコップ(割れな
  いもの)とお箸を用意して下さい。

6 咀嚼能力を身につけましょう。

7 食物アレルギーについて

  @食物アレルギーの取り組みをしていますが、原因食品を除去して代替の食品を使って
   調理をいたします。(例 卵、大豆、牛乳等)
  A入園時に栄養士が面接し相談に応じます。その後、変更がありましたら随時相談を
   お受けしますので申し出てください。
  B食物アレルギー児、アトピー性皮膚炎、喘息性気管支炎等、検査結果のコピーを必
   要とします。可能な限り検査結果に基づいた食品を提供したいと考えております。

 
 
食事発達の目安表



年齢
区分
食事の発達の目安

備考
☆調理形体
★年齢別ポイント
2〜4
ヶ月




準備期 チュッチュッ舌飲み期
・液体を飲み込むことが出来る

☆液体
ミルク以外の味に慣らす為に、湯冷まし・果汁・野菜・スープを与える

5〜6
ヶ月
初期 パクパク ゴックン唇食べ期
・ゴックンが上手になる
・スプーンをくわえるのが上手になる
☆ドロドロ状のもの
潰しポタージュなど裏ごし、すり潰し、おろし
7〜8
ヶ月
中期

モグモグ 舌食べ期
・舌で食品を潰しはじめる
手に持って一人で食べれるようになる

☆舌で潰せる柔らかさの物
豆腐・茶碗蒸し程度、2度引き、煮潰し
9〜11
ヶ月
後期 カミカミ 歯茎食べ期
・歯茎を使って上手に噛むようになる
・コップをもって飲むようになる
☆歯茎で潰せる柔らかさの物
お粥から軟飯程度、柔か煮、ほぐした物
12ヶ月
〜1才
乳児食 離乳食
完了期
カチカチ 歯食べ期
・離乳の完了
・スプーンやフォークを持って食べようとする
★大人がゆっくり噛んで食べることを見せながら教えましょう
2歳 乳児食 ・スプーンやフォークを持って食べられるようになる ★主食・副食・汁物が交互に食べられるように働きかけましょう
3歳 幼児食
・箸が少しずつ使いこなせるようになる ★落ち着いて一定時間で食べれる事を習慣つけましょう
4歳 ・箸がきちんと使えるようになる
・友達と食べる楽しさを知るようになる
★食べるときの姿勢・食器の正しい扱い方を教えましょう
5歳 ・自分で量をコントロールすることが出来る ★食物と体の繋がりを知らせ、好き嫌いなく食べることが出来るようにしましょう


 
食育計画0歳児

  《0歳児》   
保育目的
よく遊び、よく食べ、よく眠り、生理的欲求を満たされ安心して、心地よい生活を送る。
乳汁、流動食、半固形食と段階をたどり、心身ともに健康な状態で年少幼児普通食を食べる。
身近な人と見知らぬ人との区別がつくようになり、後追いや人見知りをして甘え受容されることにより、情緒的な人間関係ができ安定する。
色々なことを見る・聞く・しゃぶる・つかむ・振るなどの感動的経験を通し自ら食べることを身に付ける。
適切な養護と安全を図り、お座りやはいはい、つかまり立ちなど、基礎体力となる色々な運動を行い、一人立ち、しゃがむ、歩行、などが安定する。
   
発達の特徴
 <運動能力>
原始的反射が少しずつ抑制される。
首がすわり、寝返り、腹這い、お座り、はいはい、つかまり立ち、つたい歩き、ひとり立ち、歩行する。
親指をひらく、手を伸ばし指をひらく、つかむ、持ちかえる、口へ運ぶ、つまむ、落とす、投げる。
   
 <認知能力>
光を見る、動くものを目で追う、あやされると笑う、身近な大人の顔を見て笑う、親しい大人が手を差し出すと身体をのり出す、人見知り、そばにいた人が居なくなると泣く、「いないいないばぁ」をすると笑う、大人の言葉、声、表情、声のトーンの変化に耳を傾け、目を向ける。
 
 

授乳〜初期(2〜5ヶ月)
ねらい ・生理的欲求が満たされ、情緒の安定を図り、安心して過ごす。
・空腹時は一定の保育士に抱かれ、微笑まれたり、優しく話しかけられたりしながら安心して授乳し、心と身体も満たされる。
内 容 ・よく遊び、よく眠り、満足するまで乳を吸う。
・欲求を泣いて表す。
・保育士にゆったり抱かれ、乳(母乳、ミルク)を飲む。
・ゆったりとした雰囲気の中で授乳してくれる人、食べさせてくれる人に関心を持つ。
配慮・
働きかけ
・一人ひとりの生活リズムを大切にしながら、特定の保育者が継続的に関わり、情緒の安定を図る。
環 境 ・一定の保育士が愛情豊かに継続的で応答的にゆったりとした気持ちで関わる。
家庭との
連携
・保護者の考えや思いに耳を傾け、家庭での様子を詳しく聞き、過程の延長になるようにする。
・子どもの生活リズムは大人が作ることを伝える
・一人ひとりの発達・発育状態を適切に把握し、ともに配慮する。
・アレルギーへの対応を嘱託医、主治医との相談しながら進めていく
初期〜中期(6〜8ヶ月)
ねらい ・粒のないどろどろ状のものを飲み込むことに慣れ、豆腐程度の舌でつぶせる固さのものを、舌を動かしつぶして飲み込むことが出来量になる。
・少しずつコップで、お茶、スープを飲みことに慣れる。
・いろいろな食べ物を見る・触る・味わうなどの経験を通して、進んで食べようとする。
内 容 ・よく遊び、よく眠り、食事を楽しむ。
・色々な食べ物に関心を持ち、食べようとする。
・楽しい雰囲気の中で一緒に食べる人に関心を持つ。
・保育者の挨拶を真似、一緒に食事前後の挨拶をする。
・食事以外のものをよく口元へ運ぶ。その中で食べられるものと食べられないものを知っていく。
・哺乳瓶やスプーンからのみの水分補給から器(コップ)などを用いての摂取することを知っていく。
配慮・働きかけ ・自分の口に持っていくまで持ったり、下唇を刺激して上唇や舌の働きを引き出す。
・食事前後のあいさつをやって見せたり、手を合わせるなどして伝えていく。
・保育者がコップを持ち、口に運び、少しずつコップで飲むことに慣れるようにする。
環 境 ・居て地の保育者が継続的に関わり、楽しい雰囲気の中で食事をする。
家庭との連携 ・月齢により判定するのではなく、子どもの口元を見ながら進めたり、また戻したりながら進めることを伝え、また今の発達を抑えることの重要性も伝える。
・園での様子を分かりやすく伝えたり、離乳食のレシピなどを渡し、離乳食の重要性について知らせる。
中期〜完了(9〜12ヶ月)
ねらい ・口の中で食べ物を動かし、つぶしながら飲み込むことから、バナナ程度の固さのものを口の中で移動させ、歯茎などを使い噛むことを獲得する。
・こぼしながらでもスプーンを持ったり、手づかみをしたりしておいしく食べる。またミルクの量が減ってくる。
・一度に口の中に入れる量を調節させながら食べやすい量やペースを知る。
内 容 ・生活量が増し、探索行為も増え、睡眠時間も安定し、ますます食事することへの興味、意欲を見せる。
・手づかみ食べを認め食べ物の感覚を体感する。また、少しずつ道具(スプーンなど)をつかって食べることにも興味・意識が出る。
・コップで飲もうとする。
・噛んでつぶし、飲み込むことを覚える。
・自分の思いに反することをされると、怒って泣き、思いを伝えようとする。
配慮・働きかけ ・保育者がスプーンでご飯をすくっておいておくなどして一口の量に調整する。
・手づかみで、こぼしながらも食べようとする姿を認め、様子を見ながら介助用スプーンで口に運ぶ。
・「カミカミ、ゴックン」などと声を掛け、噛んで飲み込むことができるよう伝えていく。
環 境 ・子ども用のスプーンと介助用のスプーンを用意し、自分で食べることができるようにする。
家庭との連携 ・咀嚼や嚥下の機能の発達に応じて食品の種類、量、大きさ、固さなどを調理形態について連絡を取り合う。また、体調の面も気を付けて見る。
・ミルクの量を食品の摂取量に応じて調節できるように伝える。
完了〜普通(1歳〜2歳未満)
ねらい ・食材を増やし、形のある食物を噛みつぶすことが出来るようになり、心身ともに安定した少年幼児食へと移行する。
・スプーンやコップを持って食べ、自分で食べることの楽しさを覚える。また、ミルクから牛乳へと移行する。
・五感を働かせ吟味することにより好みに偏りが見られるが、安心できる人の下でおいしく食べるようになる。
内 容 ・保育者に見守られて、玩具や身の回りのもので一人で遊んだり、探索活動を盛んにする。   
・促されて、食事前後の挨拶をする。
・食事の前の手洗いを進んでしようとする。
・手伝ってもらいながら、楽しい雰囲気の中で食事をする。
・単語や指差しで自分の思いや考えを保育者に伝えようとする。また、保育者の語りかけを聞き、うなずいたり首を横に振ったりする。
・食材の色や味を知っていくと同時に意欲の減退(残食)の量がまちまちになる。
配慮・働きかけ ・噛む力が未熟なので、固さや大きさなどに配慮し、保育者が小さく切るなどして介助していく。
・介助をしすぎず、スプーンの持ち方やコップの持ち方など保育者が手を添えて、伝えていく。
・声を掛け、食事前後のあいさつをする。
環 境 ・食べものの絵本を保育者と一緒に見たりする。
・遊びの中でスプーンを使ったり、コップを使ったりする。
家庭との連携 ・食品の偏りが出ないように、様子や与え方、調理形態などについて共に考え、伝え合って偏食が出ないようにする。
・介助をしすぎず、スプーンの持ち方、コップの持ち方など、どのようにしたら食べやすいかなどを、手を添え丁寧に優しく伝えることの大切さを認識し合う。


 
食育計画そらぐみ

  ≪そらぐみ≫
ねらい
・食育(植物の栽培やクッキング保育)を通じて、食べ物に感謝する気持ちを持つ。
・「育てることの喜び」を培い、友達と様々な経験をする。
・食生活に必要な習慣や態度を身につける。
・食事中のマナーを知り、守ろうとする。
・自分の体に必要な食品の種類に気づき、栄養のバランスに考慮した食事を摂ろうとする。
・食べることへの意欲を持ち、楽しく食べる
・食を通して日本の文化や伝統を知る。

4月
5月
ねらい ・新しい環境での食事に慣れ、楽しく、正しく食事をする。
・食材を見たり、触れたりして色や形や感触、においに興味を持つ。
・調理器具の名前や使い方を知り、正しく使う。
内 容 ・ランチルームでの約束や食事の仕方などを知り、約束を守って保育者や友達と楽しく食事をする。
・食材の展示に興味を落ち、見たり触れたりし気づいたり発見したりする。
・人参、たまねぎ、きゅうりの皮むきをする。
・ピーラーの使い方、約束事などを知り、守って使う。
・ごっこ遊びの中で食事の疑似体験をして遊ぶ。
・ランチルームでの声の大きさ、こぼしてしまったときの後始末の仕方、食器の並べ方などを知り、自分でしようとする。
・食事の準備や配膳、お茶や牛乳を入れるなどの手伝いをし、異年歳児の手助けやお世話などを進んでする。
・果物の切り分けを見て、食べ物の本来の姿を知ったり、においや固さを近くで感じる。
保育者の援
助及び環境
・三歳児は慣れるまでは、早めにランチルームに行き一人一人丁寧に準備の仕方や約束事などを伝えられるように配慮する。また年長児に食事を配膳してもらい、親しみが持てるようにする。
・みんなで楽しく食事をするには望ましい食事態度があることを一緒に食事をする中で知らせていく。
・果物や野菜の育ちがわかるような絵本や図鑑等を用意し、調べられるようにしておく。
・ままごとの環境を整えて、食事の疑似体験をし、食への興味を広げていく。
・食事の準備を一緒にしながら、「どんなおかずかな」などと話しかけ、食事の時間を楽しみに待てるようにしたり、自分達で準備することに、喜び、自身が持てるような働きかけをする。
・「座ってたべようね」「立ち歩かないよ」「いただきます」「ごちそうさま」などの食事のマナーがあることをちきんと伝えていく。
・食材に触れる機会を多く待ち、「どんなにおいかな」「こんな形だよ」と言葉をかけて、子ども達が「してみたい」という気持ちを大切にし興味・関心を広げていく。
・保育者がきちんとした食事態度で食事をし、一緒に楽しく食事をする。一人ひとりに声をかけたり、手を添えたりして伝えていく。

 
6月
7月
8月
ねらい ・保育者や友達と共に食事をし、一緒に食べる楽しさを味わう。
・夏野菜の苗を植え、育てる大変さ、楽しさ、作ってくれる人への感謝の気持ちを知る。
・新しい調理器具を使って調理をする楽しさを味わう。
内 容 ・正しい歯の磨き方を知り、食後に保育士と一緒に行う(3歳児)歯の大切さを知り、「よく噛んで食べるよう」「歯を大切にしよう」という気持ちを持つ。
・食材を赤・黄・緑のパネルに表示し、食べ物の働きや大切さを知る。
・夏野菜の苗を異年歳児で力を合わせて植える。(なす・トマト・ピーマン)
・包丁の使い方や持ち方、約束事を知る。
・苗の世話を交代で行い、楽しみ、愛情を持つ。
・エプロン・三角巾を身に付けることを喜び、たまねぎの皮むきを経験する。(3歳児)
・3歳児にエプロン・三角巾をつけてあげたり、皮のむき方を教えたり、異年歳児で関わりを持って楽しんでする。
・食材を用いて、ごっこ遊びやスタンプなどをして遊びの中で食材の名前を知ったり色や形、感触などを知る。
・栽培している植物の成長を見て、形や大きさ、色の変化などの不思議さに気づく。
・夏野菜を収穫を経験し、食べる。
・三角食べなどの食事のマナーに気をつけて食事をしようとする。
・食事の姿勢、箸や食器の持ち方などを身に付け、楽しく食事をする。
・自分達で育てた夏野菜を使ったクッキングをする(夏野菜カレーなど)4歳児が皮むきをし、5歳児が包丁を使って野菜を大きく切り、力を合わせて作っていく。
・自分たちで育てた野菜を使ったメニューを喜んで食べようとする。また、食事を作ってくれた人への感謝の気持ちやどのようにして出来上がっていくのかなどを五感で感じられるように管理室の訪問する。
・スイカの切り分けを見て、大きさや重さを知る。
保育者の援助及び環境 ・食後から歯磨きへの流れや歯の磨き方を保護者と一緒に行い、自分から行えるように身に付けさせていく。歯の磨き方や歯磨きの大切さをベープサイドで伝える。
・食べ物カードで遊んだり、絵本や紙芝居を見せたりしていろいろな食べ物に興味・関心が持てるようにする。
・苗の世話をしていく上で、葉っぱや花が咲き実ることを一緒に体験し、「どんな葉っぱかな」「もうすぐできるかな」などど成長し、収穫することを心待ちに出来るようにする。
・皮むきなどの食育を通して異年齢児での関わり合いが自然に行われるような働きかけをしていく。

・本物の食材を使って、製作活動をしたり染め物やスタンプ遊びをすることにより、食材に触れより詳しく知ろうとするようにする。
・野菜が出来ているところ、収穫することを一緒に体験したり、調理してもらったものを食べたりして、やさいを身近に感じられるようにするう。
・包丁を使うときの約束事を一緒に確認し、危険のないように包丁を使っていない子どもへも約束事を伝えていく。
・夏野菜の生長や収穫を一緒に喜び、収穫物を活かしてクッキングする機会をつくる。
・自分達で育て収穫したものを食べる喜びを受け止めたり、共感したりしていく。
・クッキングを経験することで、調理する楽しさ、大変さを知り、作ってくれる人への感謝の気持ちを持てるような働きかけをする。

 
9月
10月
11月
ねらい ・健康な生活リズムを身につける。
・植物の成長の不思議を知り、興味・関心を持って活動に取り組む。
・調理による、材料・食材の変化や不思議に気づき、調理することへの意欲を持つ。
・調理器具への興味・関心を持つ(3歳児)
内 容 ・全身の運動機能が高まり意欲的に運動遊びをすることで、食べることへの興味・関心が増す。
・周辺の田んぼに行き、稲の成長を見て、稲穂の変化に気づいたり発見したりする。
・野菜(根菜類)の成長の不思議を絵本や図鑑で見たり、話を聞き知る。
・稲を収穫し、お米との違いを知ったりどのようにお米になるのかを知る。
・クッキングでラップおにぎりを作る。
・お月見団子を作る。
・根菜類を中心に秋の味覚を食べる。また、芋掘りに行くことを心待ちにする。
・芋掘りをして、収穫の大変さや喜びを感じる。収穫した芋を焼いもにして異年歳児で味わう。
・包丁を使って野菜を切る。出来るだけ細かく切ることに挑戦する。(5歳児)
・皮むきだけでなく、青梗菜の房とりやきぬさやのヘタとりなど食材に触れてした処理をし、調理に調味・関心を持ち楽しさを知る。
・調理器具(包丁・ピーラー)の使い方や約束事をちきんと守り、意欲的に食材の下準備をする。
・異年歳児の姿を見て、「やってみたい」という気持ちを持つ。
・異年歳児で力を合わせてうどん作りをする。
・自分達で作ったうどんをみんなで一緒に食べ、調理による変化の不思議さや調理することの大変さ楽しさを経験する。
保育者の援助及び環境 ・運動遊びなどを取り入れ、体を動かす快さを存分に味わわせて、充実した生活が送れるようにしていく。
・散歩に行き、周辺の自然を見る機会をつくり言葉かけにより稲の成長を見て発見や気付きが出来るようにしたり、絵本や紙芝居でお米と稲の違いやお米の出来方を伝えたりする。
・お米のとき方を見せたり、炊き立てのお米を見せたりしにおいやお米の違いを知らせたり気づかせたりする。自分達で作ったものを食べるなどの経験を通して、身近な食べ物にも旬があることを知らせていく。
・食べ物について不思議に思ったことを一緒に考えたり、本等で調べたり、時には聞きに行ったりして、小さなことにも耳を傾け興味を広げていく。また、実際に経験することで喜びを味わわせたり、旬のものおいしさを知らせていく。
・包丁を使う際には十分に注意し、1対1で見守るようにする。保育者が実際に切るところを見せ包丁や野菜の持ち方、大きさなどを知らせていく。細かく切れたときは褒めて自身に繋がるようにする。
・絵本等の教材を通じて、生きていくために色々な食品を食べることの大切さを知らせていく。また、その中で子どもの感じたことや気づいたことを受け止めて、食べることへの意欲につなげえていく。
・各年齢で出来ることを考え、役割分担してひとつのものを作る喜びを味わわせるようにする。
・作り方や各工程の意味(うどんをねかせるなど)を分かりやすく伝え、手間隙かける楽しさを伝えていく。


 
12月
1月
2月・3月
ねらい ・様々な経験を通じて、食べることへの興味や関心を持ったり、食べ物の大切さに気づいたりする。
・栽培、調理、食事等を通じて食べ物の大切さや感謝する気持ちを持ち、命の大切さの気づく。
・クッキングで行事を経験し、友達と楽しんだり、力を合わせることを喜ぶ。
内 容

・野菜等の成長を見たりすることを通して、自分達の食べるものに使われている食材に調味を持ち自分から食べようとする。
・粉から生地を作り、こねる楽しさや大変さ、生地の感触を感じながら力を合わせてパン作りをする。4,5歳児は、ねじりパン、3歳児はピザのトッピングを経験する。
・クリスマスケーキ・デコレーションをし、クリスマスをお祝いし友達と楽しくケーキを食べる。
・食べ物と体の関係について少しずつ興味を持ち、自分から様々な食品を自分で食べようとする。

・様々な教材や経験を通して、食べることへの意欲を持ち、嫌いなものや苦手なものでも自分から食べようとする。
・調理器具の使い方・約束事を知り、保育者や5歳児に教えてもらいながらピーラーを使って皮むきをする。
・出来るだけ多くの食品に慣れ、食材に触れて食材の名前を知ったり、体と食物の関係について興味を持つ。
・クッキングの経験を通して、食事を作るのに色々な人が携わっていること・大変であることを知り、感謝の気持ちを持つ。
・お別れクッキングをし、自分達で調理したものを異年歳児の友達に食べてもらう。食事の準備(盛り付け、配膳、部屋の飾りつけなど)も自分達でして、異年歳児をもてなす。
保育者の援助及び環境 ・部屋の中でも芽がでそうな人参、大根、サツマイモ等の水栽培を準備し、芽の正常が見られるようにする。「どうなるのかな」などと働きかけ、子どもたちが想像したり期待したり出来るようにする。
・発酵する前、した後の生地を実際に見せたり、触れたりして違いに気づかせたり、炭火を起こすところを見せたりしながら、作る大変さや出来立てを食べるおいしさを味あわせ、食べ物を大切にする気持ちを育てていく。
・クッキングで行事に参加することで、伝統的な行事や食事の意味を知らせ、関心が持てるようにする。
・苦手なものや食べなれないものでも、少しずつ食べられたことを大いに認めていき、食べる喜びや自身に繋げられるようにしていく。
・5歳児に任せられることは任せ、保育者は見守るようにして5歳児に自身を持たせ、様々な経験を通して食べることへの意欲や食に対する関心を広げ、命の大切さに気付くことに繋げていく。
・日本の伝統行事であることを伝え、もち米の蒸しあがったところを見せたり、ついているところやつきたてのおもちを見せて変化に気付かせたり、5歳児がついている姿を一緒に見て3・4歳児には憧れの気持ちを持たせるような働きかけをする。
・食事に関わる調理の先生や調理場の様子を見せる機会を持ち、感謝の気持ちを育てていく。
・作ってみたい物、食べたいものを保育者と一緒に考えたり、その献立に必要な素材を考えたりするなど準備から自分達で行えるように用意しておく。もてなす事の意味を一緒に考え、ランチルームの飾り付けやもてなす方法等も意欲的に行えるよう働きかける。
・自分たちが料理したものを喜んで食べてくれた姿を見たり、聞いたりして喜びが実感できるようにし、その体験により感謝の気持ち、命の大切さを知ることができるようにする。

 


 
 


社会福祉法人 三光事業団 ひかり保育園   電話:0798-52-9081 FAX:0798-52-9083
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